miniおはなし会レポ vol.10
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9月27日(土) 2:00〜2:30
参加者数・・・・・8人
読んだ人・・・・ナナさん
読んだ本と感想
こしぬけウイリー アンソニー・ブラウンさく 久山太市やく 評論社 1,365円(税込)
今月の絵本部屋で紹介されたアンソニーブラウンの本です。
ひ弱なゴリラ(チンパンジー?)のウイリーがボクシングやボディービルなどで必死に体を鍛え
たくましくなって、チンピラからガールフレンドを救います。
マッチョなゴリラの描写がリアルで笑えます。
少しブラックユーモアも入っていますが子どもたちにもちゃんと伝わっていたようです。
木葉井悦子さんの絵のファンになってしまい、前回の「みずまき」に引き続き選びました。
ページいっぱいにダイナミックに描かれたカボチャ。その上に
たくさんの虫や動物たちが乗っていきます。
その生き物たちがぼってり熟れたカボチャを食べ、残った種を雨やミミズが土にかくし、
種はあたたかい土の中で眠ります。
参加したみんながこまごま描かれたたくさんの生き物達を見るのに夢中になってくれたので
いつもよりユックリとページをめくりました。
ラッセル・ホーバン文 リリアン・ホーバン絵 福本友美子訳 あすなろ書房 998円(税込)
ホーバン夫妻の初邦訳本です。
こどもの頃から大好きな作家だったのでうれしさあまり選びました。
いつもむしゃくしゃしている一家が「ふわふわぽわん」の出現のおかげで「にこにこかぞく」に
なるおはなし。けんかばかりしていたり、おいしいはずがない小石のスープを食べたり、
そのむしゃくしゃっぷりがおもしろおかしいです。みんないっしょになって「げぇぇ、まずい」と言っていました。
本の大きさはちょっと今日の人数では見にくかったかもしれません。でも、強行突破しました。
つぶやき
実は講座日程表には今日のおはなし会は間違えて記していませんでした。
夕方からは中央線の工事もあるし、誰も来ないかもと思っていたのですが、
ありがたや、ご近所さんが大勢集まって来てくれました。
第2、第4土曜日がお客さんの中に定着してきたようで嬉しいです。
私の手遊び唄18番の「きゃべつの中からあおむし出たよ」を
今日は「かぼちゃの中からあおむし出たよ」変えてみました。
そしたらいつもよりノリが良かった。

9月13日(土) 2:03〜2:25
<読んだ人> イーダちゃん
<参加人数> 5人(2歳−2人、5歳−1人、6歳−2人)
<読んだ本と感想>
ま、ちょうど季節だし、店でも月コーナーを展開しているので、
その中から新刊を選んでみました。見せ場は最後のほうの
ページなんですが、反応は? わかったようなわからないような(笑)。
2・「ひげじいさん」
まいえかずお・文 植垣歩子・絵 福音館書店(『こどものとも 年少版』10月号) 380円(税込)
月刊誌の最新号。もじゃもじゃしたものの正体は、ひげじいさんの
ひげなんですが、それがわかるまで子どもたちは興味深そうに
じっと絵に見入ってました。
コーナー展開中の「おやすみなさいの絵本」から。
準備はしていたけれど、読むのをやめようかなと思っていたら、
子どもたちからのリクエストがあり、読みました(子どもたちから
表紙が見えていたってわけ)。ほとんど文字がない絵本で、絵だけで
ストーリーが展開するのですが、子どもたちはそれぞれひとりごとを
言いながら楽しそうにしていました。文字がない(少ない)絵本は
ページをめくるタイミングが難しいですね〜。
4・「きりんいす」
岡井美穂・作 福音館書店(『こどものとも 年中向き』10月号 380円(税込)
これも雑誌の最新号。個人的に落ち着いた絵が気に入っていたので
読んだのですが、なかなか。でももう少し絵にあわせて静かに落ち着いて読めば
良かった。ちょっと抑揚つけすぎたかな。子どもたちは楽しそうでした。
5・『ねんどぼうや』
ミラ・ギンズバーグ文 ジョン・A・スミス絵 覚 和歌子・訳 徳間書店 1,470円(税込)
入荷したときから、子どもたちを前に読んでみたかった絵本。
ロシアの昔話ですが、ストーリー展開としては次々と主人公が
食べていく、よくある展開。でも、その絵がド迫力なんです。
子どもたちもその展開に驚いているようでしたが、ストーリーに
関係ない細部を気にしたりして、ああ、これが昔話を絵本で
読むことなんだな〜と実感しました、いろんな意味で。
<つぶやき>
おはなし会に来たと思われる子はたくさんいたのですが、途中のブリオにひっかかったり、
お母さんと離れられなかったり(離れなくてもいいんだけど)で、じゅうたんのスペースに
入ってきたのは、いつものメンバープラス1。あえてこちらも無理に参加させるよう、
言葉を投げかけたりしませんので、ものたりない方もいらっしゃったかもしれませんが、
ま、お子さんが聞きたければ聞いていただくというようなスタンスで私はやっていこうと
思います。ですから、気軽に何度でもチャレンジしてください。
さて、いつもできるだけ新刊のなかから選んでいるのですが、今日はあまりこれ!と
いうものもなく、雑誌を入れたりして、全体的にはなんのテーマも流れもない展開に
なってしまいました。雑誌はね〜、話はよくても、持ちにくい、めくりにくい!

8月23日(土) 2:05〜2:40
参加者 3人
読んだ人 ナナさん
今日は今年一番じゃないかというくらいの暑い日。気分だけでも涼しくなりたくて選んでみました。
ガンビーさんが舟に動物たちを乗せていきます。ゆったりとしたシンプルな内容で絵も(個人的に)
大好きなのですが、遠目で見づらい部分があるので少人数しかいない今日の機会に選びました。
3人と私の距離は50cm。みんな舟の上の動物を見つけては指さしていました。
こんな近い距離感、普段のおはなし会では味わえないので嬉しかったです。
くるりんこん
なかえよしを文 上野紀子絵 文化出版局 561円(税込)
色々な動物が鉄棒でくるりんこんと逆上がり。鉄棒にとどかないねずみくんは
どうなるのかな?オチがおもしろくてみんなで笑いました。
みずまき
木葉井悦子 作・絵 講談社 1,890円(税込)
色彩豊かで大胆なタッチ、でもこまごまとした書き込みもある夏らしいステキな絵本。
絵の隅々まで見て欲しかったので、今日位の少人数でバッチリでした。
みんな一緒になって絵の中の生き物を探したりして楽しみました。
2冊目に読んだ「くるりんこん」と同じシリーズ。
コチラは動物たちがシーソーの上に増えていくというもの。
同じくオチがあってこっちも大爆笑でした。
内容も絵もシンプルなので小さい子にもオススメ。
上の4冊で終わろうと思っていたのですが、もう1冊読んでとのリクエストがあったので
嬉しくて選びました。今回の中で一番長いお話なのでついてきてくれるか心配でしたが
みんな楽しそうに聞いてくれました。
夏らしくオバケが出てくる本にしましたがこのオバケたち、とってもかわいいです。
つぶやき
今日は5歳のおにいちゃんと2歳の双子の妹ちゃんたちだけでした。
いつもなら高い位置から読むのですが今日は3人だけなので
私も一緒にじゅうたんに座って読みました。
みんなとの距離が近くてかなりリラックスして読めました。
いつもとは違う雰囲気でこちらもなごんでしまいました。。。

8月9日(土) 台風 14:03〜14:25
<読んだ人>イーダちゃん
<参加人数(子ども)> 2人 (4歳−1人、7歳−1人)
<読んだ本と感想>
ねずみくんシリーズの新刊です。ねみちゃんのホットケーキが
3時にできあがるからと、ねずみくんを除く動物たちは時計の針を
すすめてしまい、ちっちゃなホットケーキしかもらえなかった。でも
時間を守ったねずみくんはねみちゃんから大きなホットケーキを焼いて
もらえ、優しいねずみくんは、ほかのみんなに分けてあげましたとさ。というような
話。ホットケーキの色がおいしそうなの。子どもたちも、読んだあと「おいしそ〜」と
つぶやいていました。
会話のみで進んでいくストーリー。どうして、買ったはずのアップルパイを
ヤギくんがもっていないのか、ブタくんが次々に(少々的はずれな?)質問を
浴びせます。で、結局「アップルパイはどこ?」ってオチなんですが、
このオチ、子どもたちにわかるかな〜?と不安もありつつ、イチかバチか
読んでみたのですが、今日の子どもたちの表情は「?」でした(笑)。
でもオチはわからなくとも楽しめちゃうんだけどね。
「イーダちゃんのひとりごと」に書いた、私が幼稚園のころ好きだった絵本。
この絵本、文章は最初のページにしかありません。あとのページはずっと絵のみ。
でも「あ、汗かいている」とか「人間ができた!」とか、子どもからは自然と言葉が
出ていました。言葉がないときにでも、グッと食い入るように絵を見ているのが
伝わってきました。「笑い」ではない反応を感じた一冊です。
人数が少なかったから良かったのかも。
これは「笑」の絵本。
ゆっくりむしは、あんまり行動がゆっくりすぎるので、目的に達するころには
状況、環境が変わってしまっている、というような感じ。
子どもたちからは、くすくす笑いが起きていました。
おはなし会の前に練習しているときから、ナナさんに2カ所のイントネーション
の過ちを指摘され(なぜ東北出身のナナさんに指摘されるのか? 笑)、
イーダちゃんもムキになって取り組んだ本です。ねこが次々にいろんなものの
真似をするのですが、子どもたちは予想どおり大笑い。
こういうくり返しの絵本って、へんに抑揚つけて読みたくないな〜、シンプルに読みたいなと
思いつつも、反応が大きいのでついついリズムをくずしちゃったりして、難しいです。
<つぶやき>
台風で参加者は史上初(たぶん)のゼロと思いきや、2人の姉弟が参加して
くれました。今日は私もいすを使わずに、じゅうたんの上に座りました。
最初は多少緊張があったのか、2人とも表情がかたかったのですが、
2と3、4と5の間に手遊びをいれたり、語りかけたりしているしているうちに、
自然と和やかになって、後半は表情や言葉が出るようになっていました。
でも、今日は絵本の構成は何もなし。テーマなんて考えていない。
気付けば新刊3冊、復刊2冊。ま、こんなバラバラな日もあっていいよね(いつもか?)。
とにかく、今日の姉弟はとてもかわいく、反応も素直で、
私も楽しく読めました。こんなお天気のなか、来てくれてありがと〜!
7月26日(土)2:00〜2:40
参加者 8人
読んだ人 ナナさん
読んだ本と感想
マーガレット・ワイズ・ブラウン作 レナード・ワイズガード絵 よしがみきょうた訳 小峰書店 1,365円(税込)
私の好きな絵本の中の1冊です。今読まないと来年まで出番がなさそうなので選びました。
表紙を開いた後の見返しは、これから始まるお話に関連させたデザインになっています。
車に乗せられたこいぬのマフィンが、牧場にやってきて
色々な音のするものに耳をすませ出会うおはなし。
子どもたちも何度か出てくる「なんのおと?」にとっさに反応して
あれやこれや当てっこしていました。
おはなし会でワイワイ読むのもいいですが、夜眠る前の落ち着いた時間に
1対1でゆったりと夏の音を想像するのもいいだろうな〜。
かわかみ たかこ さく・え フレーベル館 998円(税込)
とこちゃんのとこやにおばけのお客がやってきました。でもおばけって髪の毛ないですよね。
そんなおばけちゃんを工夫してかわいくおしゃれにしてあげるお話。
夏になると怪談話が多く出てきたりしますが、こんなかわいいおばけがいると思ったら
夜眠れない子も安心できるかもしれません。
お話も絵もほのぼのしていて見ている子どもたちも嬉しそうでした。
裏表紙をみたら「とこちゃんのえほん1」と書いてあったので第2段も出るんでしょうか。
早く読みたーい。
アーノルド・ローベルさく ゆもとかずみやく 偕成社 1,260円(税込)
いたずらばかりの王子バートラムは、魔女にお仕置きをされて
ウロコだらけのおかしな小さい竜に変えられてしまいます。
どこに行ってもみんなに笑い物にされて、悲しい思いをしていたやさき、
思いがけず魔女を助けて元の姿に戻してもらってハッピーエンド。
1冊目2冊目に続き、長めのおはなしだったので子どもたちは飽和状態だったかも。
なんとか引きつけようと読みに力が入りすぎてしまいました。
もったいないことしたなぁ。
ひとりごと
今回は自分好みの本ばかりで強行突破しました。
どの本もそこそこ長いお話だったので3冊目のあたりでは、
おなかいっぱいの子もいたかもしれません。
疲れさせていたらごめんなさい。
でも、前回お父さんに注意された子が今回は最後までしっかり
聞いてくれて嬉しかったです。日々成長しているのね。

7月12日(土) 2:02〜2:25
<読んだ人> イーダちゃん
<参加人数(こども)> 11人(2歳−2人 3歳−2人 4歳−2人 5歳−2人 6歳−2人 7歳−1人)
<読んだ本と感想>
「おべんとう」というだけで、みんな関心高い。目がキラキラしていました。
卵焼きやからあげを順に食べていって、お弁当の中味がどんどん減る
様子が描かれています。ごはんの下から、何かがちょこっと赤い丸いものが
見えるところでは「梅干しだ!」と大騒ぎ。でもね、梅干しじゃないんですよ。
最初の絵本の姉妹編。今度のお弁当はサンドイッチ。ここでは、茶色い
中味のサンドイッチがキーポイントになるのですが、「なっとう〜!」と
みんな当てていました。どうしてもこのシリーズは2冊続けて読みたかった。
片方じゃダメ。2冊でおもしろさは3倍です。
チリとチリリが自転車に乗って森を散歩するお話です。格別盛り上がりの
あるような話ではないからか、子どもたちはわりとし〜ん。そのし〜んが
どういう意味なのかはかりかねていたら、読み終わったあとに小2の男の子
が、「なんだか本の中を旅したみたいだね〜」って言ってくれました。くぅ〜っ!
動物たちが木の下雨やどり。1匹が56まで増えてします!
その様子が観音開きのページに大きく描かれている、そこのために
前半のくり返しがあるというもの。観音開きを開くところは自分なりに
考えて工夫したつもりだけど、あれで良かったのかな?
<つぶやき>
当初は食べ物絵本をテーマに組み立てを考えていたけれど、
いろんな状況からこんな感じに。読むお話の長さもちょっと短めにしちゃいました。
今日は写真のように、私の膝に寄り添う子がいたり、3の本のときのように
素敵な言葉を言ってくれる子がいたり、遅刻して最初の絵本が見られなかった
子が、おはなし会の終了後に私のところへ「(聞けなかった本を)読んで〜」
と来たり、それからそれから、おうちではお話がだ〜いすきなのに、ペンギンに来ると
いつもブリオのジオラマにひっかかっちゃう子が、初めて最初から最後までお話を聞い
てくれたりと、小さな小さな嬉しいことがたくさんありました。
会の途中は、じっと座ることを強要してしまったり、自分にいやな部分もあったのですが、
一人一人の子どもたちの素敵な部分に救われています、ホント。たとえお話きけなかった
場合でも子どもの成長をゆっくりと待っていたいと思います。だから、ママやパパたち、
あきらめないでね〜。
